Small Medicine - Page 13

地域医療の小さな編集室。静かにひらく、ケアと表現、そして記憶(Evidence of Life)の交差点。言葉やアート、対話を通じて、これからのケア・コモンズの可能性を探求します。

音楽は認知症にどんな影響をもたらすか?

最近の研究によると、認知症に対する音楽療法は認知機能を改善する可能性がありますが、その効果はわずかです。さらに、感情的安定、うつ、不安、行動障害などもわずかに改善する可能性があります。認知症に対しては、音楽療法士によらない音楽療法のほうが効果が大きくなる傾向がみられました。

認知症に対する音楽療法の効果

認知症に対して、音楽療法単独では認知機能・行動心理症状の改善はみられません。パーソナル音楽・身体活動を伴う音楽介入ではよい影響がみられることがあります。評価指標にはさらなる工夫が必要でしょう。

リンクワーカーの効果はまだはっきりしない

患者のケアについて、医療と地域を橋渡しをする社会的処方リンクワーカーのエビデンスが2022年に発表されています。効果がみられていないため、本格的導入前にさらなる検証が必要でしょう。

在宅医療のタスクシェアは進むのか?

在宅医療分野における医師・看護師のタスクシェアが内閣府で議論され、実施に踏み出しています。近い将来に実現されそうな未来像について、閣議決定の内容から注目ポイントを5つ挙げてみました。

ChatGPT4+Paperpileは新たな時代の幕開けに

実用的なAI医療情報検索ツールについては記事にまとめたばかりですが、さらに続々と新たなツールが実装され、進化が止まりません。大規模言語モデルは医療情報検索に使えるか大規模言語モデルによる生成AIは徐々に日常業務に浸透しつつあると感じます。 これが情報検索にも使えれば鬼に金棒、一石二鳥なのですが、残念ながらまだそこまでの能力は身につけていないようです。

実用的なAI医療情報検索ツールまとめ

診療現場で役立つ新たなAI情報検索ツールをまとめました。医療情報検索をアップデートさせよう。

タイパ重視のエビデンス検索ツール3選

医療情報を探すため、専門家なら日常的に使っているエビデンス検索ツール3選をご紹介します。

自分を語るより、他者を語るほうが面白い

プロデューサー/編集者の岩佐 文夫さんのnote記事から。 企業のオウンドメディア案件にも生きているそうです。「この人たち、素晴らしいことしている!」と思う事例を紹介するのだ。

酸素療法のエビデンス―変更されたガイドライン

心筋梗塞やCOPDなどでは、酸素飽和度90%以上の人に酸素を投与しても予後効果はなく、無差別な酸素投与には害がある可能性も示唆されています。循環器・呼吸器に影響のある重篤な疾患であっても、一律の酸素投与は慎むべきです。

喀痰吸引のエビデンス―直感に惑わされない判断を

気管内吸引の肺炎予防効果はあまり検証されてない反面、有害事象が多いとされています。低侵襲・必要時のみの吸引でも効果は同じで有害事象が少なくなるという研究もあります。