ケアと表現の研究室
ケアは、もっと自由であっていい
効率や管理という数字が、いつの間にか私たちの日常を包み込んでいます。 医療や福祉の現場でも、効率的な手続きやシステムばかりが重んじられる。 そんな窮屈さの中で、私たちは大切な何かを取りこぼしてはいないでしょうか。
もっと手触りのある、一人ひとりに寄り添うケア。 制度の枠組みからはみ出してしまうような、小さな声に耳を傾けること。
私たちがケアと表現の研究室をひらいた理由は、まさにそこにあります。 効率や管理とは異なる、もう一つのケアのかたちを、表現という窓を通じて探り直したい。 そう考えたからです。
なぜ、表現なのか
表現と聞くと、何か特別な才能や、高尚な美術を思い浮かべるかもしれません。 しかし、ここで考える表現とは、もっとささやかな、誰もが日常で行っている営みのことです。
誰かの話を少し聴く。 自分の気持ちを、そっと言葉にしてみる。 お気に入りの音に身を委ねる。 あるいは、静かに絵を創る。
それらすべてが、自分自身を、破壊とのつながりを保ち直すための表現です。 社会的処方が、既存のコミュニティや 担い手 に人を結びつけるように。 私たちは、表現という手段が、孤立した個人と地域をつなぐ、温かなともしびになると信じています。
四つの、小さな探求
研究室では、以下の四つのフィールドを軸に社会実装を目指した探求を進めています。
- 音楽:音を通じて、言葉を超えたつながりや記憶をそっと呼び覚ます。
- アート:目に見えるかたちで、言葉にならない思いを静かに共有する。
- ことば:書くこと、読むことで、自分の生きてきた証を収蔵する。
- 対話:正解を急がず、余白を残したまま、ただそこに居る。
これらは個別のプログラムではありません。 すべてが緩やかに絡み合いながら、地域のケア・コモンズを形作っていきます。
扉は、どこにでも開いている
すでに、いくつかの場所で小さな活動が始まろうとしています。
noteでは、音楽やアートとケアをめぐる活動のエッセイを綴り、MOSHでは具体的な対話の場の予定公開を準備しています。 もしご興味があれば、それぞれの窓口ものぞいてみてください。
この場所には、決まったルールも、急ぐべき結論もありません。 いつでも、あなたのタイミングで、このささやかな灯りに触れにきてください。
ケアと表現の探求や、地域医療・家庭医療をめぐる日々の思索は、ニュースレター「Small Medicine」にてそっとお届けしています。もしよろしければ、以下からご登録のうえ、静かなお便りを受け取っていただければ幸いです。
※この記事は AI共創型コンテンツ です。
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医師。2007年からブログ/Xで発信を続けています。2015年に「地域医療ジャーナル」を創刊し、2018年にオンラインコミュニティ「地域医療編集室」を設立。2022年からプラットフォーム「小さな医療」を運営し、エビデンスに基づく地域医療の実踐と言葉を届けています。