F(X) Protocol

目次

  1. FxProtocol概要(なぜ他のPerpと全然違うのか)
  2. ✦ストラテジー✦(プロダクトの具体的な使い方についての軽い紹介)
  3. Stability pool=ステーブル収益について
    1. FxUSD(独自ステーブル)
    2. FxMint(WBTC・ETHを使ってFxUSDをミントできるシステム)
    3. 手数料
    4. 担保透明性(Debank, Duneダッシュボードなど)
    5. レバロング開設のシステム(裏では)
    6. レバロングポジションの閉じるプロセス
    7. リスクについて
    8. 語句説明(フラッシュローン、Fx公式など)

飛ばしている内容:sPosition (レバショート)・FXN(FxProtocolのトークン)・非常事態におけるデレバをインセンティブ付けするFee。これらの内容に関してはFxProtocolの Docs をお読みください。

ETH&WBTCのレバをFRなしの長期ポジション所持を可能にしており、これらのトークンは平均的に見るとFRがいいので、FxProtocolでショートをする魅力が低いと感じています。


概要

f(x) DeFi Protocol | Amplified ETH & Stablecoin

f(x) is a DeFi protocol on Ethereum that offers a powerful new decentralized stablecoin enabled by an amplified ETH token, both backed by staked ETH.

トレーダーにとって最大な敵は:ポジション維持をするために継続的に払わなければいけないFunding fee=FR・一定のラインを超えると、ポジション自体がそもそも精算される=清算Liuqidationリスク。

📌 FxProtocol は普通のPerpレバトレードから全然違うアプローチをとって、

のような4大魅力があり、全て持続可能で巧妙なモデルになっている大きなDefi イノベーションなので、ずっと書きたかった記事の1つです。

私も理解するのに一定の時間かかりましたが、ただトレード・ステーブルファーミングをするだけなら必ずしも裏でどういうロジックでレバが開設されるのかを理解する必要はないと思います。

↓取引リンク

f(x) DeFi Protocol | Amplified ETH & Stablecoin


💻コアプロダクト

・xPOSITION(レバロング) & sPOSITION (レバショート)

BTCとETHを最大7倍ロングをすることを可能にしたもの。詳しくはこれから

・fxUSD(独自ステーブル)

上記のx,s Positionを可能にする独自ステーブル、xPosition のミントする際に必ず発生する必要となるステーブルトークン。 完全にstETH &WBTCによって担保されており、無担保のステーブルトークンとは本質的に異なります。(担保アドレスも全部公開されています)

この2つのプロダクトは1つのコインの正面、反面のようなもので、プロトコルレベルで見ると切り離すことができないようなデザインになっています。

FxProtocolは16回 Audit 監査されており、その範囲は彼らの多くあるプロダクト・コントラクトの全部の範囲に該当します。

→絶対安全?No、2023年のV1ローンチ以来の時間の検証がAAVEほど長くはない。


✦ストラテジー✦

記事自体が長くなってしまったので、こちらの段落でまずFxProtocolでできることの簡単な説明をしてから、これ以降の段落で具体的な裏のロジックを詳しく説明します

サイトリンク

f(x) DeFi Protocol | Amplified ETH & Stablecoin

Win win系リファであり、使っていただくと私と共にステーブルのイールドが高くなります!

FxMint

stETH・ETH・WBTCを使って、独自過度担保型のステーブルFxUSDをミントすることができる機能

要は2回だけ費用を払えばずっと借りられるローン、長期的に借りるならこっち、短期的に借りるならAAVE、Morphoなどがよりいい。

FxSave

Pendle V2
Pendle V2 is the leading spot yield trading platform, enabling users to earn fixed yield or speculate on yield from most popular DeFi protocols.

先程の借りたFxUSDをPendle のFxSaveプールにおいて利用できます。

レバロング

ETHメインネットで一定の保証金を預けると緩やかな長期レバが可能。なぜ?手数料は基本Opening & Close feeのみ、つまりFRによる長期維持の阻害がない。特にETH、BTCは長期的にロング勢の人は金を払う側なので、そういう場合においては便利だし、Perp狙いの両建てにも使えます。

表では他のものとあまり変わらないように見えますが、裏ではETHメインネットでフラッシュローンをして、より多くの担保を借りることによってレバポジションを達成しており、ガス代安いときでやることを推奨します。

Limit OrderでFxUSDを用いてApprove ガス代だけでポジションを開くこともできますし、Makerオーダーなので、手数料の軽減にもつながります。


リバランス

Feeをしっかり見てから利用しましょう!

短期ポジションには不向きで、長期的なロングポジションには非常にいいと思います。

Fees | fx Docs
f(x) offers the lowest trading commissions. To compensate for this, any unused slippage will be retained to incentivize stablecoin supply in the Stability Pool. You can set your own slippage.

これから紹介するFxMint(Dai型の借金)&レバ取引のいずれもリバランス機能があります。簡単に言うと、レバPerpは自分の清算ラインを超えると、そのポジション全体が清算されるし、AAVEなどなら一度に負債の最大50%を返済され、その分の担保 + ペナルティが差し押さえられる

これらに対してFxProtocolは リバランスFee を取って、一部のポジションを売って、債務返済、あるいはポジションのレバを減少に当てられ、管理をしきれないときも一気に大損がないようなシステムもあります。


Stability pool

FxProtocolは独自1ドルとペッグするfxUSDを用いてフラッシュローンを実行し、トレーダーの取引を可能にしていますが(これからの段落で詳しく書いてあります)、これが1ドルのペッグを保たないと、FxProtocol全体が崩れます。

そのため、stETH&WBTCで過剰担保+Stability pool(安定プール)で随時Pegの微調整をしており、更にイールドを配分して、より多くの資金がプロトコルの安定に貢献をしてもらうデザインになっています。

こちらのプールでは fxUSD/USDC のLPをしていなく、ただペッグ担保をしているのみ

引き出しをするのに30分の待ち時間のみ(完全無料) 更に早く引き出す必要あるなら瞬時引き出し(Instant redemption)を利用すれば1%の手数料がかかりますが、Txを発信した時点で引き出せます。

fxUSD

fxSave

fxUSDの1ドルペッグを安定するプールに投資されたものの複利バージョンVault

FxSaveはFxporotocolが開発したペッグを安定するためのものであり、先程紹介したStability poolに投資され、儲かったstETH、取引手数料の利回りが更に 全部複利されます

Stability poolはメインに資金を用いてfxUSDのアビトラをすることでペッグの安定を担保し、更に緊急事態でfxUSDが1ドルを割れば、このプールの資金がそれの補填に当てられます。

FxMint

FxMintとはDaiのミントと似たようなもので、一定のLTVでWBTC&ETHを用いて、Fxprotocolの独自ステーブルをミントすることができ、更に変動金利が徴収されず、オープニング&Close手数料のみ!

更にAAVEのように一気にポジションの大半が清算されず、全部ブルーチップ資産を使っているからこそできるのは、LTV清算ラインに近づいたら、一部のポジションを売って、返済をして、それ以上清算をしない、自動デレバシステムをもついています。

これをミントするに利用されるのはwstETH&WBTCのみで、他のETH 系資産をデポしても自動的にwstETHに変えられます。wstETHの方のイールドは全部プロトコルが分配することになり、ユーザーには残りません。 (継続Feeがない代わりに、FxProtocolにとってもメリットがあるシステム)

まとめると

fxSaveの収益源

Stability poolはUSDCとFxUSDのアビトラをひたすらしているだけであって(fxUSDが少し売り圧で下がったら買うし、上がったら売るだけ)、資産を別のところに投資をしていなく、fxUSDが大幅Depegしない限り、ここ\u2019のプールの流動性が全部即時流動性になりますので、こういう意味では、他の資産配分系よりは 流動性リスク が少ないと言えます。


透明性

https://dune.com/ivan123/protocol-fx-v2

プロトコル全体のDune dashboard

fxUSD担保

DeBank | Your go-to portfolio tracker for Ethereum and EVM

fxUSD CA: 0x085780639CC2cACd35E474e71f4d000e2405d8f6

stETH&WBTCが担保で、いつでもfxUSDのMcapを上回っている額になっているデザイン

Stability pool(FxSave)

DeBank | Your go-to portfolio tracker for Ethereum and EVM


レバポジションの開設流れ

  1. FxProtocolはユーザーから預かった流動性のたっぷりある担保資産(ETH、USDC、USDTなど)をまずスワップして、stETHのような極めてリスクの低いイールド付き資産にする(WBTCならそのまま所持)
  2. 続いてそちらの担保を用いて、V2では、ユーザーの設定したレバでロング・ショートポジションの倍率に該当するレバポジションを代表したもの= xPosition をミント
  3. 重要:ユーザーのレバに合わせて、必要の量のFxUSDをもミント
  4. これらのものでフラッシュローンをします 例えばユーザーは 1stETH の元で5倍レバで5ETH のロングをしたいならば
    1. プロトコルは1 stETHを担保にまず4 stETHを借りる
    2. 12秒以内(イメージ、ETHの1ブロックの時間)で4 stETHに相当するFxUSD(独自ステーブル)をミント
    3. 借りたものを同ブロック内でFxUSDを用いて返済(12秒以内で債務返済)
    4. 仮に上記の3ステップにおいて一個でも達成できなければ、Txが全部ロールバックされ、なかったことになる。
    5. 問題なく執行できたらガス代が取られ、 ユーザーは1stETHで5 stETH分のポジションを借りることができ、実質5倍のエクスポージャーのあるレバロング になります。ミントされたFxUSDは実質ユーザーの紙面上の債務であり、レバポジション償還のプロセスで紹介
    6. そしてstETHはトレーダーのユーザーがポジションを閉じるまでのプロトコルの所有物であり、継続的にStability pool ≈ fxSave のイールド源の一個になる
    7. ミントされたxPosition でユーザーのエクスポージャーを図りますが、実際のUnderlying資産=例の中では5stETHはすべてFxProtocolが管理をしています。

厳密にはstETH ではなく、Yield bearing型のwstETH


レバポジションを閉じる流れ

先程のロングポジションを開く流れでは、成功的に開いたならば

これらがあるからこそ、ETHが上昇したら、自分では1stETHしかないのに、5倍のエクスポージャーを負うことができます。

債務は不変で、例えばETHが2kドルと仮定した場合、自分のロングポジションを建てるため、プロトコルはバックエンドで8kドル分のstETHをfxUSDを用いて借り、返済をしています。つまりこの債務はトレーダーのものに変換されたと読むこともできます。

ポジションを閉じるときでは、ユーザーはそのままUIで閉じるを選択すればいいが、

裏では

  1. fxUSDは実質自分の債務であり、ポジションを閉じるときにはこれを削除しなければいけないが
  2. プロトコルは担保にあるstETHを全部fxUSDにスワップをし、債務分のfxUSDをまず取得;例では8k fxUSDを用いてロングポジションを開いたので、ご自身の当時ポジ所開くときに、残ってる1stETH から不足分を足し引きする

例:ETH=2kドル、1ETHで5ETHのエクスポージャーを負いたい →プロトコルはフラッシュローンで4ETHを借り、8k FxUSDをミントして、それ用いて一時的にそのフラッシュローンの返済に利用。 結果的にユーザーから預かった1stETH で5stETHのエクスポージャーを増やせれている。stETHの利回りはFxProtocolの独自ステーブルペッグ維持プールのFx Stability poolの収益源として取得される。


リスク

すべての担保はwstETH とWBTCになっており、この2つのラッピングされたもの、及びETH とBTCの値段が一日で50%以上の急落がない事の前提下で成り立ちます。

その他はメインにハッキングリスク、流動性プールが盗まれるリスクなどがあります。これらのことが起きるとFxUSDがDepegをして、最初に損失を負うのはFxUSDを他に担保利用している人やFxSave、Stability poolの資金になります。


語句説明(Glossary)

Perp

基本的にPerpはレバであるトークンをロング・ショートしたりするようなところで、このレバは: 自分のポジションの総額を増やすために、自分の対立面に立つカウンターパーティから金を借りている と考えてもよいわけです。

例: GMX、Hyperliquidでのトレーダーは、 LPプールに手数料を払って、LPから金を借りて、1ドルのポジションをレバで10ドルに増やしたりしています。

FR

・FR(=ファンディング手数料)は、無期限契約(=Perp)の市場価格を現物価格に近づけるための仕組みであり、 ポジションの保有状況によって支払ったり、受け取ったりする手数料 です。

フラッシュローン(Flash Loan)

1つのイーサリアムブロックのTxの中で、複数のTxを全部一斉完結するようなローン。

極めて短期間で全部返済をするので、 1 stETHで10 stETH を借りようと思えば借りられますが、絶対に1ブロック以内で返済をしないとTx自体がRevertされ、何もなかったことになります。

・1ブロック=大体12〜15秒以内

FxProtocolはこのシステムを用いて、一定のOpening feeの元で実質、現物を多くユーザーの名義で借りることでレバロングポジションを達成。V1よりも更に改良したやり方。(V1のときは現在のHyloと同様なやり方で、Universal レバで、1個の公式で全部成り立ち、ユーザーが自分のレバを決定できないし、レバ自体も変動する)

Fx公式

FxProtocolのV2は以下の公式で成り立ちます、これまでの説明であえて省略をしています。この式を更に簡単に言うと

担保のドル価値=fxUSDの価値+xPositionのドル価値

つまりETHが上昇をすると、フラッシュローンで借りたETHの値段も上昇するので、ポジションを閉じるとき、fxUSDを返済しても更に剰余ができ →実質Perpとのレバロングと同じ効果
逆に下がったときは自分の当初ポジション開設時に提示した担保=保証金から差し引くことになり、損をします。


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