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サルコペニア、レジスタンス運動が有効かもしれない
サルコペニアにはレジスタンス運動が有効かもしれない―こんな研究結果が2023年7月に発表されました。 最近骨格筋の筋肉量や筋力が低下し、身体機能が低下するサルコペニア。これまでの研究では、サルコペニアがある人は死亡リスクが高まることがわかっています。 しかし、サルコペニアに対して栄養と運動などの介入をしても、あまり効果がみられていませんでした。30研究、2,400人のネットワークメタ分析から2023年7月、サルコペニアの中高年に対していろいろな治療を行うと身体機能が改善するのかを検討したネットワークメタ分析(Geng, 2023)が発表されました。 この研究では、①レジスタンス運動、②有酸素運動、③混合運動、④栄養、⑤レジスタンス運動と栄養の併用、⑥混合運動と栄養の併用、⑦電気刺激と栄養の併用、の7つの治療法について検討したランダム化比較試験を対象に系統的レビューし、30研究(対象2,485人)が採択されています。Figure by Geng, used under CC BY 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/抽出さ...
かぜによる咳には咳止め薬を使わないことを推奨
薬局で咳止めの入手がしにくくなっているようです。かぜ(急性上気道感染症)が流行し、需要が急増していることは一因でしょう。 さて、2017年の専門家委員会報告書はご存知でしょうか? 「かぜによる咳」に対する治療のガイドラインとなる有名な報告書です。 要点は以下のとおりです。成人および小児のかぜによる咳には、市販の咳止め薬やかぜ薬の使用を控えることを勧める。成人のかぜによる咳には、非ステロイド性抗炎症薬は使用しないことを勧める。小児(1~18歳)のかぜによる咳には、ハチミツは無治療・ジフェンヒドラミン・プラセボよりも咳症状を緩和する可能性がある。 ※1歳未満の乳児にはハチミツを与すべきではない。2歳未満の小児にはデキストロメトルファンを投与すべきではない。小児(18歳未満)のかぜによる咳には、コデイン含有薬の使用を避けることを勧める。かぜによる咳に対しては、効果がはっきりしないため咳止め薬を使用しないことが推奨されています。 詳細はリンクから原文(無料)をどうぞ。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6026258/
タイパ重視のエビデンス検索ツール3選
医療情報を探すため、専門家なら日常的に使っているエビデンス検索ツール3選をご紹介します。 慣れれば短時間で情報検索可能となる、おすすめのオンライン医療情報サービスです。① UpToDateエビデンスに基づいた臨床意思決定支援ツール。Wolters Kluwer社発行。 https://www.wolterskluwer.com/ja-jp/solutions/uptodate この検索窓から検索するだけ。検索は日本語にも対応していますが、本文は英語です。https://www.uptodate.com/contents/search最良のエビデンスが入手できるだけではなく、UpToDateを使うことで患者ケアが向上するという研究結果が多数発表されています。 患者向けなど無料閲覧できる部分もありますので、ぜひお試しください。
筋肉量減少で死亡リスク36%高まる
筋肉量が減少すると死亡リスク36%高まる―87万人の研究データからわかってきました。筋肉量と死亡の関係前回、筋肉量が少ない人は死亡リスクが57%高まる、という2023年の研究結果を紹介したところです。 同様の研究がもうひとつ、2023年に発表されています。 87万人のデータから2023年8月、筋肉量が減少すると総死亡リスクが高まるのかを検証した系統的レビュー・メタ分析(Zhou, 2023)が発表されました。 一般集団における筋肉量減少と総死亡リスクを評価した前向きコホート研究を対象に検索され、49件の研究が組み入れられました。
サルコペニア、死亡リスク57%高まる
筋肉量が少ない人は死亡リスクが57%高まる―こんな結果が最近の研究結果からわかってきました。サルコペニアとは?サルコペニアとは、骨格筋の筋肉量や筋力が低下し、身体機能が低下すること。筋肉量や筋力の低下は年齢に伴って自然に起こるものですが、高齢者に多くみられます。また、運動不足や栄養不足が原因となることもあります。 2023年6月、骨格筋量指数(SMI)が低いと総死亡リスクが高まるのかを検証した系統的レビュー・メタ分析(Wang, 2023)が発表されました。
自分を語るより、他者を語るほうが面白い
プロデューサー/編集者の岩佐 文夫さんのnote記事から。 https://note.com/f30103/n/n5853446aa0ce ビジネス誌の編集長をされていた時、自分語りの記事がまったく受けなかったことで、気づいたそうです。
ブロックチェーンカルテ MediLinker、実装は近い
2023年6月、ブロックチェーン上の医療情報管理プラットフォーム『MediLinker』の詳細が公表されました。 医療情報という側面から患者中心の医療が実現する日は、そう遠くないかもしれません。❚ 患者中心の医療実践のために、ブロックチェーン技術が進展しています。
在宅医療のタスクシェアは進むのか?
在宅医療分野における医師・看護師のタスクシェアが内閣府で議論され、実施に踏み出しています。 2023年6月16日、 『規制改革実施計画』が内閣府で閣議決定されました。
メタ分析、高齢者の嗅覚低下と死亡の関連性を示唆
嗅覚低下がみられる高齢者は総死亡が1.52倍多くなっていたことが、2022年に発表されたメタ分析で報告されました。
新型コロナウイルスワクチンを接種すると、帯状疱疹になりやすいですか?
新型コロナウイルスワクチンを接種すると、帯状疱疹発症が多くなる傾向がみられますが、せいぜい1万人あたり10人以下。
医療情報検索に新たな選択肢を
最近、実用的なAI情報検索ツールが次々登場し、情報検索スタイルは大きく進化しています。 実用的なAI情報検索ツールをまとめておきます。
インフォメーショニストを育成しよう
インフォメーショニスト(Clinical informationist)を育成し、医療チームに組み込んでいきたい。 こちらの記事の続編です。 https://mirror.xyz/bycomet.eth/5VG5eaSfDV0CtEW4p03l5qr3ADMd-XpbXdaXLkaGe7oG